被害者の2年前と現在

2011年に起きた東日本大震災は、日本史上稀にみる甚大な被害をもたらしました。

2013年3月現在、死者の数は15,881人、行方不明者は2,668人(Wikipediaより)。

全財産、住む場所を失った人々も含めると、その被害者数は膨大なものになります。

生き残った人々の中の4人に1人はPTSD症状を、また10人に1人がうつ症状を発症したといわれています。

震災直後の1ヶ月以内でASDになり、精神的・肉体的に苦しんだ人も多かったことでしょう。

そして、震災以降現在に至るまでの被害者たちの状況もまた深刻です。

阪神大震災が起きたとき、震災から2年経ってから自殺者が急激に増えたと言われています。

そして、東日本大震災から2年経った現在、私たちはPTSDで苦しむ人たちに、より一層の手厚い支援をしていかなくてはなりません。

今回の震災では、阪神大震災での教訓を受け、震災直後から自衛隊およそ10万人をはじめとした支援者が、比較的速やかに現地入りできたのではないかと思われます。

しかし、それでもなお救済されていない人たちが大勢います。

現在も仮設住宅での暮らしを余儀なくされ、そこで精神的苦痛に耐えながら、先の見通しが立たない生活をしている人たちも沢山いるのです。

そこで、震災から2年経った今、PTSDをはじめとした心の病で現在も闘っている人たちについて、改めて振り返ってみたいと思います。

このページの先頭へ